こんにちは!気まぐれマネー建築士のつむぎです!
ようこそ、「ゆるつむ」へ
こんにちは!つむぎのアシスタント、レンです!
今回は結婚を控えた女子社員からの悩み相談をとりあげます!
結婚を機に結婚退職をして家庭に入るのか、勤め人を続けるのか、今や時代遅れと言われる寿退社も自分のこととなれば話しは別!人生の岐路に立って悩む女子社員は多いと思います。
寿退社って得なの?損なの?
結婚退職のデメリットとは何か?
そこにお金事情の観点を踏まえて、いろいろ暴露しちゃいましょう!って感じのお話しです。
そこで本日のテーマはコレ!
じゃじゃ~ん!
寿退社は損×時代遅れ?結婚退職デメリットを大暴露!
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今回は「寿退社とお金事情」をテーマにいろいろと考えてみるよ。
最後までおつき合い下さいね。
それでは、さっそくいってみましょう!
この記事はこんな方におすすめ
- 寿退社を考えている方
- 寿退社に悩んでいる方
- 寿退社のデメリットを知りたい方
- 寿退社後のお金事情が不安な方
寿退社は損?結婚退職に迷う女子社員からの相談
わたしが勤めている職場では女子社員が多く、結婚が決まるとふたつの相談をもらい、ひとつは結婚退職に迷う女子社員の相談です。寿退社は損することが多いので、結婚女子の方へ情報シェアしたいと思います♪
ちなみにもうひとつの相談は主賓挨拶。あれって、結構~、気をつかうもので新郎(新婦)の門出を祝うメッセージや人柄エピソードなどを3~5分くらいにまとめ、結婚式のスタートを飾る重要な役目でプレッシャー大!(笑)
前に新郎側の主賓挨拶してた人が手をガクガク震えながらスピーチしてて、次にスピーチするこっちまで超~緊張!
笑える!
そりゃあ~、大変だったね?
((´∀`))ケラケラ~
ホント、勘弁してって感じ!
結婚女子からは「スピーチの依頼」と「寿退社で悩んでます」との相談が多いよ。
結婚退職に迷う女子社員からの相談
ちょっと前も20代の女子社員から結婚の報告と合わせて、主賓のスピーチを頼まれたわけですが、結婚退職に迷う気持ちを持っているとの相談もありました。
やばいぞ~、
主賓のスピーチって、結構~緊張する~
ご両家も参加者も多くいらっしゃるんだろうな~
って、おいおい!
スピーチより結婚退職に迷う女子社員の相談が先でしょ!
結婚するその娘って
設計の仕事、遣り甲斐を持ってたんでしょ?
会社辞めちゃうの?
ん~、どうなんだろう?
本人は結婚の準備で頭がいっぱいだと思うんだけど・・・
この間、家庭と仕事の両立って難しいですよね~、なんて話してた。
結婚女子にとって、家庭と仕事の両立は難しいというテーマは、誰もがぶつかる問題です。
結婚退職というと、以前は響きのいいようにも見られていましたが、寿退社に迷う女子社員は増えてきたように思えます。その背景にはいろいろありますが、今回のお悩み相談から見えてくるのは、結婚退職に迷う一番の悩みのタネ、それはやっぱり…
結婚退職の悩みのタネは「お金」
結婚退職の悩みのタネは、お金の不安!
寿退社をして家庭に入ったあと、出産や育児が落ち着いてから再就職をする話しはよくあります。実際、先輩スタッフにも寿退社したあとに生活費を稼ぐため、復職することは多くいらっしゃいます。
華やかに結婚退職といっても、家庭に入ると現実の生活を営んでいくから先立つもの(お金)がいろいろとかかってきます。
家族が増えて、時が進むにつれ、現実の生活が日に日に増していきます。そこでやっぱり一番気になるのは・・・
一番の心配のタネは、旦那さんの稼ぎにあるんだって。
その娘が悩むの、無理もないよ。子どもが出来れば、いろいろとお金も必要になってくるし、旦那さんの稼ぎ次第だけど、大体、どこの家庭も火の車でやっているんだから!
結婚が迫ってくると、いろいろ思うことも出てくるよね~
そーだね。
それにしても・・・
その娘、
相談した相手が悪すぎ!
((´∀`))ケラケラ~
うるさいよ! レン!
結婚女子の悩みのタネを整理すると、大体こんな感じです。
- 旦那さんの稼ぎでやっていけるのか
- 旦那さんの貯金はいくらあるの
- 旦那の収入だけだと、お金のやりくりに気をつかいそう
- 再就職するときに難しくなるのでは etc
専業主婦って、仕事以上に大変です!
掃除に洗濯や料理など、そのひとつひとつに結構~頭を使う作業。寿退社で主婦業に専念したい気持ちもよく分かります。
でも、お金事情が結婚生活や家族の将来を不安にさせます。
時代遅れの寿退社は割合でも…
ところで結婚女子って、どれくらいの割合で寿退社してるの?
最近、結婚退職は時代遅れになりつつあって、お金の心配をする結婚女子も増え、寿退社をしない割合が多いんじゃないかな?
新婚生活だって、先立つもの(お金)は必要。寿退社もだいぶ様変わりしているよ。
推移でみる結婚退職ってどれくらい?
寿退社を考えるとき、みんなどうしているのか気になるところ。結婚退職の傾向はどれくらいなのか、内閣府がその推移を調べているので、結婚退職のトレンドを探るには、これが一番参考になります。
これを見ると年を追うごとに専業主婦世帯が急速に右肩下がりになっています!
代わって共働きの世帯のほうが急増化し、1990年代の中頃あたりには専業主婦世帯を逆転しています。今では専業主婦世帯の2倍!
共働き世帯が増えている原因は、女性の社会的地位の向上や進出というのも牽引しているのでしょうが、やはり一番の原因は「お金」に対する不安、経済的悪化が影響しているようです。
共働き世帯の推移を見ると、どうやら簡単に寿退社ってわけにはいかないようですね。
共働き世代の増加
昭和55(1980)年以降,夫婦共に雇用者の共働き世帯は年々増加し,平成9(1997)年以降は共働き世帯数が男性雇用者と無業の妻から成る世帯数を上回っており,特に平成24(2012)年頃からその差は急速に拡大している。令和元(2019)年には,雇用者の共働き世帯が1,245万世帯,男性雇用者と無業の妻から成る世帯が582万世帯となっている。
出典:内閣府男女共同参画局ホーム
その考え、時代遅れで古いかも?
ちなみに女子社員が結婚するお相手の方は、家庭に入ってもらいたい意向があるようです。正確に言うとお相手のお母さんの考えが影響しているようですが、今のご時勢では時代遅れで古い考えとなりつつあります。
夫は外で働き、妻は家庭を守るべき
お母さん世代は結婚したら家庭に入るという考え方が主流の時代でしたが、今では社会意識もだいぶ変化しており、今どきの考え方としてはちょっと時代遅れのようです。
夫も妻も協力して、お金を稼いで、家庭を守っていく時代になってきたのです!
お母さん世代と今の若い人の世代とでは、税金面や収入額などがすっかり様変わりし、そもそも勤め人の所得から勤め人自信も気づいていない支出も増税などの形でわんさか抜かれているのです!
今の若い世代夫婦には、寿退社をして専業主婦世帯になりたくてもなれない事情・背景があるわけです。
この事についても国が調査をしています。国がまとめた意識調査の結果(男女とも半数以上が共稼ぎに賛成)をご覧になれば、みんな同じ意識を持っているのがよく分かります。
こうしてみると、夫は外で働き、妻は家庭を守るべきというのは年々古い考え方となりつつあるのがよく分かりますね。
みんな共稼ぎをしないと経済的に厳しいという意識を持っているようです。
夫は外で働き、妻は家庭を守るべきという考え方に関する意識の変化
「夫は外で働き,妻は家庭を守るべきである」という考え方(性別役割分担意識)に反対する者の割合(「反対」+「どちらかといえば反対」)は,男女とも長期的に増加傾向にある。平成28(2016)年の調査では,男女ともに反対する者の割合が賛成する者の割合(「賛成」+「どちらかといえば賛成」)を上回り,直近の令和元(2019)年の調査では,反対する者の割合が女性で63.4%,男性で55.7%となっている。
出典:内閣府男女共同参画局ホーム
お金事情とリスクを考える!
結婚退職後のお金事情を考えたとき、安易に寿退社をするのはリスクが高いと言えそうです。女性が職業をもつことは幸せな結婚生活を回すうえで、必要な収入戦略と言えます!
国は女性が職業をもつことに対する意識調査も行っていて、こちらも男女ともに年々、女性が職業を持つことへの意識が変化しています。
子どもができたあとも、ずっと職業を続けるほうがよいと思っている方が全体の8割前後くらい占めています。
へえ~、みんな真剣に考えているんだね~
家庭を守っていくのは容易じゃないってこと。
結婚後のお金事情を考える上で、寿退社をどう考えていくかはとても大切なこと。結婚女子の悩みどころでもあるんだよ。
女性が職業を持つことに対する意識の変化
一般的に女性が職業をもつことについては,昭和59(1984)年には,「子供ができても,ずっと職業を続ける方がよい」と考える人(以下「職業継続パターンがよいと考える人」という。)と「子供ができたら職業をやめ,大きくなったら再び職業を持つ方がよい」と考える人(以下「再就業パターンがよいと考える人」という。) で, 女性は65.4%,男性は51.8%であったが,令和元(2019)年には,女性83.4%,男性79.1%に増加している。
出典:内閣府男女共同参画局ホーム
国がまとめた調査報告でも分かっていただけたかと思いますが、今の時代は共稼ぎで働くことが大半を占めています。
結婚退職で後悔!デメリットが多い寿退社!
寿退社はデメリットが多く、結婚退職後に後悔している結婚女子(復活組)の本音をよく耳にします。
「お金が減った~!」
「旦那に騙された~!」などなど
恐ろしい世の中に時代は突入してきました!
ひと昔前まで寿退社は女性の憧れだったということは、旦那さんの収入ひとつで十分生活が成り立っていたわけです。
それがわずか30年ほどで旦那さんの収入だけでは結婚生活を維持していくのが厳しい世の中になってきたのです!
結婚退職のデメリットとは何か?
結婚退職後に後悔しがちな内容とは何か?
結婚退職のデメリット情報を知らないのは損というもの!寿退社を考えている勤め人女子のために、ここで結婚退職のデメリット情報を大暴露しちゃいますね♫ ♪
産休育休編❶ 出産手当金の損!
勤め人女子が知っておいたほうがいい勤め人女子ならではの特典は、産休育休の時に得られる手当金に関する公的支援制度です。これを知らずに結婚退職すると損ですよ!
結婚退職を考える上で、是非知っておきたい制度がふたつ!
- 出産手当金
- 育児休業給付金
まずは『出産手当金』の制度について、簡単に解説致します。結構~お得感ありますよ!
出産手当金
出産手当金とは、勤め人女子が出産のために会社を休んでいる場合で給料が出ないときに支給されるお金です。
支給されるお金は直近1年間に会社から支払われた給料の平均日額2/3が支給されます。
出産手当金は健康保険制度で出産予定日を含む出産前42日間(産前休業期間)、出産日翌日から56日間(産後休業期間)の合計98日間が支給対象期間となります。この期間は労働基準法第65条で女性を就業させてはいけないと定められているものです。
例えば、勤め人女子の直近1年間の平均給料が月額270,000円だったとします。
これを例にして計算すると
270,000円÷30日=9,000円(給料平均日額)
👇
この給料平均日額の2/3に支給期間98日分をかけると支給金額はいくらかなぁ~?
9,000円×2/3×98日=588,000円
凄い!
まとまったお金になるね。
でしょ?
結構~バカにならない金額なので、この出産手当金の制度を活用しないのは損!
ちなみに出産時には出産育児一時金として原則42万円も支給されます♪
この出産育児一時金は出産している病院に直接振り込むことができるので、出産にかかる費用の差額だけを病院に支払えば済んでしまうので非常に便利です。
勤め人女子と寿退社をした結婚女子の違いは、
出産育児一時金は、両者に支給されます。
出産手当金は勤め人女子には支給されますが、寿退社をした女子には支払われません!
Σ( ̄□ ̄@;)‼ えぇ~
ここに寿退社のデメリット面が炸裂します!
出産手当金の支給対象は、勤務先の健康保険に1年以上継続加入し、きちんと健康保険料を支払っている勤め人女子が対象。しかも正社員のほか、派遣社員やアルバイトも出産手当金の給付対象になります。
ここに勤め人女子の特権があります!
ちなみに出産手当金は国民健康保険を払っている自営業者、寿退社後に保険を任意継続している方は支給対象外です。
ただし勤め人女子の場合は、寿退社した場合でも以下の条件を満たせば、出産手当金をもらうことはできますよ。
❶退職時点で1年以上の健康保険に継続加入
❷退職日に出勤していない
❸出産予定日から42日以内(多胎の場合98日以内)に退職
❹支給対象期間内に突入してから退職
この出産手当金ひとつで、月額給料27万円の方の場合であれば約58万円の差、月額給料30万円の方の場合であれば約65万円の差が発生するのです!
この差は大きいと思いませんか?
産休育休編❷ 育児休業給付金の損!
次に『育児休業給付金』という制度です。
産休育休では威力を発揮するので、勤め人女子は知っておいて損はありません。
※出産手当金は健康保険の制度でしたが、育児休業給付金は雇用保険の制度になります。
育児休業給付金
育児休業給付金とは、産後休暇が終わった後から育児休業となりますが、雇用保険を払っている勤め人女子が1歳(保育園に入れない場合は最長2歳)に満たない子を養育するために育児休業する場合に支給されるお金です。
支給されるお金は育児休業期間によって、次のふたつに分かれます。
❶育児休業開始から6か月までは、
休業開始時賃金日額×育児休業日数×67%
❷育児休業開始から6か月からは、
休業開始時賃金日額×育児休業日数×50%
※休業開始時賃金日額は、育児休業を開始する前6ヵ月間の賃金を180で割った金額です。
例えば、勤め人女子の育児休業開始前の平均給料が月額270,000円だったとします。
これを例にして計算すると
270,000円×6か月=1,620,000円
👇
これを180で割ります。
1,620,000÷180日=9,000円
👇
で、最後に6か月までの育児休業期間であれば
9,000円×0.67×180日=1,085,400円
6か月からの育児休業期間が5ヶ月であれば
9,000円×0.5×150日=675,000円
👇
勤め人女子がもらえるお金=1,760,400円
育児休業給付金の支給対象は、雇用保険に加入し、育児休業開始前の2年間で1か月に11日以上働いた月が12か月以上あり、育児休業後に職場復帰する勤め人が条件です。
育児休業給付金は、勤め人女子には支払われますが、寿退社をした元勤め人女子(自営業者含む)には支払われません!
Σ( ̄□ ̄@;)‼ えぇ~
出産手当金と育児休業給付金の受給イメージを簡単にするとこんな感じです。
税金免除でこんなに差が…?
結婚退職のデメリットは、税金免除でも勤め人女子と比べて差がつきます!
産休中は産前産後休業保険料免除制度
育休中は育児休業の保険料免除制度
これらの制度を利用して、社会保険料(健康保険、厚生年金)は全額免除ができます。
もちろん保険証は医療機関などで利用可能ですよ♪
さらに、所得税も全額免除!
さらに、産休育休中に社会保険料の全額免除を受けても、将来自分が受け取る年金について、社会保険料を支払ったものとして扱われ、将来自分が受け取る年金が減ることはありません!
勤め人に対する社会保険料の免除って、
すごいんだね~!
優遇効果のトリプル3だ!
そうなんだよね。
これを知らずに結婚を機に寿退社をして、これらの恩恵を受けられなかった寿退社女子も多いんだよ。
ここで給料平均27万円の勤め人女子と同じく給料平均27万円だった寿退社をした元勤め人女子のふたりの違いを育児休業期間11か月(保険料免除は産休+育休で15か月)で計算したものを比較しておきます。寿退社を考えている方はぜひ参考にして下さい。
寿退社でこんなに変わる! | 勤め人を続けた結婚女子 | 寿退社をした結婚女子 |
1 出産育児一時金 | 420,000円 | 420,000円 |
2 出産手当金 | 588,000円 | 0円 |
3 育児休業給付金 | 1,760,400円 | 0円 |
4 健康保険料の免除額 | 209,160円 | 0円 |
5 厚生年金保険料の免除額 | 374,385円 | 0円 |
6 雇用保険料の免除額 | 16,200円 | 0円 |
お得効果の合計は・・・🎶 | 3,368,145円 | 420,000円 |
失業手当がもったいない結婚退職
結婚退職するデメリットは、失業手当にも影響することです。失業手当はもったいない話しとなりがちなので、この失業手当についてもサクッとふれておきます。
失業手当とは、何らかの事情で失業したときに次の仕事へ再就職するまでの間、生活を支えるために雇用保険から支給されるお金です。
失業手当は勤め人が職を失ったときに次の再就職を支援するための制度です。
なので残念ながら結婚を機に寿退社をした結婚女子の場合、失業手当給付対象の適用条件から外されることも押さえておいたほうがいいチェックポイントです。
結婚退職後の再就職は難しい~
結婚退職後の再就職って難しいのかという話しもよくあります。
結婚退職後に生活が落ち着いたものの、日々の生活費に追われて再就職活動をするケースもよくありますが、ここでのデメリット面も参考のために採用者目線でお話ししておきますね。
ああ見えて、つむぎは会社の管理職なんだよ。
いちおう・・・ (^^♪
結論からお話しすると、結婚退職後の再就職はハードルが上がるのは確かです!
これは管理職の立場でのお話しですが、会社は採用にあたり戦力として働いてほしいと当然考えています。勤め人時代に積んできたキャリアが途切れていれば、その期間も評価するでしょうし、妊娠適齢期であれば、採用に対し慎重に考えてくることは十分予想されます。
必要な業務を習得してもらうために相当期間をかけて業務をレクチャーし、やっとこれから活躍してもらおうと思った矢先に産休育休・・・となっては会社も顔を引きつりながら「よかったね~」となるわけです。(内心は?)
会社が産休育休を加味しても、将来会社に利益を運ぶであろう人材と判断したり、資格やキャリアを持っている、または人材確保を急いでいる場合であれば、結婚退職後の再就職は難なく進みますが、一般的に妊娠適齢期を予想される結婚退職後の再就職は難しくなるケースが多いのは本当の話しです。
また、幸いにも結婚退職後に再就職が出来たとしても、一般的には給料は減ってしまう傾向があります。それが元の会社に運よく復活出来た場合でも、ブランク分はしっかり給料に反映され、かつての同僚社員と給料に差がついてしまうのは仕方がないことです。
生涯年収だけで生きていけない現実
結婚退職することで、夫婦の生涯年収は大幅ダウンし、人生で得られる生涯年収と人が生きていくために必要とするお金の関係を比べてみると、たぶん生きていけない・・・
これは寿退社、最大のデメリットであり驚愕すべき現実です!
(T_T)
人生で得られる「生涯年収」は、約2・7億円と言われています。
レンはこの金額って、
多いと思う?
少ないと思う?
思ったより稼いでいるんじゃない?
だから多いと思う!
はたしてどうかなぁ~?
それでは平均的な生涯年収について考えてみよう♪
独立行政法人労働政策研究・研修機構というところが発表している「ユースフル労働統計2019-労働統計加工指標集ー」によると、フルタイムで正社員を続け、60歳までの生涯賃金は退職金をのぞいて、男性は約2.7億円、女性は約2.2億円となります。
ところがコレ、手取りにするとこんな感じ!
男性:約2.7億円
☞ 約1.8億~2.1億円に目減り!
女性:約2.2億円
☞ 約1.5億~1.7億円に目減り!
しかもコレ、大学を卒業したフルタイムの正社員における生涯年収です。
ということは、高卒や非正規雇用である派遣社員、パート社員などの生涯年収はもっと低くなるということになります!
参考までに先ほどの研修機構での発表では、大学卒業の非正規社員男性は約1.6億円の生涯年収、女性は約1.2億円の生涯年収と大きく年収額が少なくなります。
さらにこれらの年収額は「平均値」です。
平均年収なので5億円の年収の方もいれば、1億円の年収の方もいて、稼いでいる一部の高い年収の所得者に全体が引き上げられていると考えるのが妥当です。
平均値は「中央値」ではありません。
実際には多くの方の生涯年収は、もっと少ない年収と推測されます!
では、人が生きていくためには、
いくらのお金が必要になるのでしょうか?
一世帯当たり約3億円!
結婚にかかる費用、出産にかかる費用、住宅を購入する費用、教育にかける費用、老後に必要な費用などなど・・・
はたして旦那さんひとりの生涯年収だけで、家族全員を何不自由なく養っていけるのか?
(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!マイが‐
将来必要とするお金を稼ぐために
今の生活費をまかなうために
寿退社をした後、やばいと感じて再就職に走る元勤め人女子の現実です!
寿退社はもはや時代遅れになりつつあります。
あるアンケート調査では約90%の結婚女子が結婚後も仕事を続けているとのことです。
結婚を機に将来へのお金事情を見据え、これからのライフプラン(収入戦略)をしっかり考えておく必要があります。
損な寿退社と旬な寿転職
寿退社は産休育休中の優遇措置や税金免除などで損やデメリットが多いのですが、最近では寿転職という考え方が旬のようです。
旬な考えの寿転職に損は無いのでしょうか?
根本的なお金事情は解決するのでしょうか?
寿転職という考え方
最近は「寿退社」に代わって
「寿転職」という考え方をする人が多くなってきたんだ。
結婚を機に転職するってやつだね。
そう、職場環境を変えたかったり、給料アップが目的だったりもするんだけど、問題は寿転職で収入を増やせるのかどうかってこと!
寿転職は、次のような方に向いています。
- 今の会社は残業が多くて仕事もキツイ!
- 今の会社は家庭や育児に影響が出る!
- 今の仕事が自分に合っていない!
- 今の会社では給料アップが望めない!etc
最近では寿転職を選択する勤め人女子が増えているそうですが、誰でも向いているわけではありません。
うまく寿転職が出来たとしても、今より給料が上がって生涯年収がアップするかは微妙・・・
寿転職で収入アップは出来るの?
勤め人女子に流行りの寿転職・・・
はたして寿転職で収入アップは可能なのか?
これも国が調査していて、雇用動向調査では結婚を機に「寿転職」した場合の収入は、なんと8・5%減少という結果!
もちろん寿転職をして、収入アップにつながる方もいらっしゃるとは思いますが、すべてがそうなるわけではなく多くの方は収入ダウンになってしまうというのが現実です。
寿転職は誰もが向いているわけではない!
かえって収入ダウンのリスクもあります!
寿転職で求めるのは、収入アップではなく、何かしらの理由で職場環境を変えたいという場合であれば問題ありません。
でも、将来的なお金事情が心配であったり、今の職場環境に大きな不満が無いのであれば、いま勤めている会社で勤め人女子を続けるほうをおススメします!
将来のライフプランを見据え、どのようなマネー戦略を立てていくのかをお相手の方と相談しておくことが大切ですね。
勤め人女子を続けながら、公的優遇措置や税金免除、生涯年収を得て、将来のお金事情と収入確保の作戦会議を将来の旦那さんと開かれてはいかがでしょうか?
ところで、つむぎに寿退社を相談してきた女子社員は、その後どうしたの?
寿退社は考え直し、勤め人を続けていくそうだよ。
結婚式も感動的でよかった!
スピーチもなんとかこなし、
新たな人生の幕開け!
寿退社より『寿起業』がおススメ!~結婚とお金、どちらも大切~
寿退社をして家庭に入ると、お金事情の悩みが絶えません!
結婚とお金、どちらも大切です。
ゆるつむでは「寿起業」という新しい考え方をおススメします!
結婚当初は夫婦ふたりだけなので、最初のうちは旦那さんの収入だけで十分です。
ところが、子どもが生まれ、家族が増えていくと家計の支出は増えていくものです。それなりに教育費もかかるし、マイホームを購入して住宅ローンに追われるかもしれません。
ライフプランの変化によって旦那さんの収入だけでは家計が火の車となり、お金が足りなくなる可能性は十分あります。将来のお金の不安は早めに取り除いて、作戦を練っておく必要があるのです!
結婚も大切ですが、お金も大切です!
ゆるつむのおススメ
- 寿起業 -
何、ソレ?
つむぎ式の「新提案」♬ ♪
寿起業とは、勤め人女子を続けながらパートタイムで自分ビジネスを始めること。
ひとことで言えば「副業」です!
経済的リスクを回避するため、結婚しても寿退社をせずに勤め人女子を続けながら、コツコツと自分ビジネスを始めていくことが、ゆるつむのおすすめコースです♪
勤め人女子であれば、産休・育休の優遇制度を最大限に利用できて税金免除も受けられます。
結婚退職後に家計のやりくりや将来的なお金事情の心配から再就職を余儀なくされるケースも多いのが実状です。
旦那さんが病気やけがに見舞われたとき
職を失ったなどのトラブルに見舞われたとき
寿退社せず収入源がふたつあれば、家計は安定し、経済的リスクヘッジになります!
新提案「寿起業」を始める!
これからの時代は、複数の収入源を持っていないと厳しい状況が続くかもしれません。
勤め人女子の特典を最大限に利用し、夫婦ふたつの収入を得ているうちに将来のライフプランをしっかり考えて、コツコツと自分ビジネスで寿起業をお気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
今や寿退社は時代遅れとなりつつあります!
自分ビジネスと言っても難しく考える必要はなく、今では誰もが気軽にチャレンジできる副業や収入を得ることのできるさまざまなビジネスが世に出ています。ゆるつむでも副業や投資の情報をお伝えしていくつもりです♪
結婚を機にこれからの将来に備えたマネー戦略を考えて頂ければ幸いです!
まとめ
さて、今回は「寿退社は損×時代遅れ?結婚退職デメリットを大暴露!」というテーマでお話しを進めてきましたが、このあたりで本日のまとめです。
- 寿退社は今どきの結婚女子にとって時代遅れ!共働き世帯が主流
- 寿退社に迷う大きな理由は「お金」
- 寿退社はデメリット面が多い!
- 結婚退職は産休育休で損!
- 結婚退職は税金免除で損!
- 結婚退職は失業手当で損!
- 寿退社後の再就職が困難!
- 夫婦の生涯年収ダウン大!
- 人気の寿転職は、誰もが向いているわけではない。
- 今の職場環境に大きな不満がなければ、寿退社はしないほうがいい。
- 新提案『寿起業』のススメ!勤め人を続けながら自分ビジネスでお金の心配とサヨウナラ♫ ♪
ここまで読んでくれて、おつかれさまでした!
当ブログ「ゆるつむ」では、副業や投資にかかわる情報をいろいろ情報配信していきます。
また遊びに来て下さいね♪
では、次の配信をお楽しみに♪
気まぐれマネー建築士のつむぎでした!
まったね~♪
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